(教育活動Blog)AIでプログラミングスキルはどうなる? (その2)

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AIでプログラミングスキルはどうなる?

AIでプログラミングスキルがどうなるかを考えながら、本校の「体験授業」では、「AIプログラミング体験」を実施しています。

7月25日の回では、次のような内容を実施しました。

  1. プログラミングやシステム開発に使用するAIの概要
  2. チャット型AIの利用
  3. エージェント型AIの利用

プログラミングやシステム開発でのAI利用は急速に進んでいます。特に2024年以降はエージェント型AIの活用が進んでいます。

この講座では、まずチャット型AIでのプログラム作成を体験し、その次にエージェント型AIを使ってみることで、その違いや、また同じ部分も体感できる構成にしました。

チャット型AIは本校で開発したシステム、エージェント型AIは Claude Code を使用しています。チャット型も内部では Claude に接続しているので、どちらも中身のAIモデルは同じ Claude です。違うのは、AIに与えられている道具と権限のほうです。

本校で開発したチャット型AI「NKK Claude Chat」の画面
「黒い画面が怖い」という意見には、真剣に向き合う必要があると考えています

講座では、まずチャット型AIを使って、簡単なブラウザゲームを作るところから始めます。といってもプログラムはAIが作成し、コーディングは行いません(この講座では基本的にコーディングはしません!)。ざっくりとしたプロンプト(指示)から始め、ゲーム内容を修正していく流れを体験します。

ある程度ゲームが出来たところで、エージェント型AIを使用します。まず、チャット型AIで作成したゲームのプログラムを分析させて、現在のAIがどこまでプログラムを分析できるかを体験します。実際にやってみると、プログラムの構成だけでなく、ゲームのルールや遊び方、攻略方法まで読み取れることが分かります。次に、ゲームの修正を行いますが、ここでもコーディングは行いません。自分のアイディアをAIに伝えて実現することと、AIに改善案を提案させて承諾することの2通りで作業を進めます。

Visual Studio CodeでClaude Codeを使い、ボール避けゲームのHTMLファイルを開いている画面

Claude Codeがプロジェクトのプログラムを解析し、ボール避けゲームを解説している画面

AIが提案したゲームの改善案の表。①遊びやすさ:スマホ対応と難易度カーブ(効果大)、②面白さ:アイテムの追加(効果大)、③見た目:被弾エフェクト(効果中)、④読みやすさ:数値の定数化(効果大)、⑤拡張性:ハイスコア保存と状態整理(効果中)。おすすめの着手順は④、①または③、②、⑤

どちらのスタイルでも、「人間が指示して、AIにゲームを作ってもらう」ことは可能ですが、実際に行うとAIの行動範囲が大きく異なることに気が付くことになります。そこが「エージェント型」の意味ですが、それに気が付いてもらうこともこの講座のねらいの一つです。

最後に、体験を通じて、AIとはどのような存在か、またこれから人間が情報技術やプログラミングについて学ぶ必要が本当にあるのか、を考える時間をとりました。あえて結論を出すようにはしていませんが、実際に経験したことで、参加者それぞれに思うところが出ていただけたらよいと考えています。

AIプログラミング体験は、2026年8月22日の体験講座でも実施します。